Yahoo!検索「アルゴリズム」とカテゴリ登録サイトとwww在り無し

先にYahoo! JAPANの「アルゴリズム」をGoogle Danceサイトで検証で、弊社管理のYahoo!カテゴリ登録サイトを例に、Yahoo!検索のアルゴリズム・バージョンアップを解説した。

が、不十分だったようだ。というか、だからどうしたという内容で終わってしまっている。

もう少し、敷衍してみる。

カテゴリ登録サイト情報やSEOスコア加点システムはどこにあるのか?

まず、前提条件というか状況は次のとおり。

  1. サイトオーナーの意図:www無し
  2. インターネット上:www無し – www在りでアクセスしても、www無しのURLにリダイレクト
  3. YSTインデックスでは:www無し – 当然www在りのURLは存在しないから
  4. Yahoo! JAPANのカテゴリ登録サイト掲載ページ:www在り

ということで、「2008-09-24まで」は、Yahoo!のカテゴリ登録サイトという情報のみが、www在りとなっていた。

その弊害は、下表のとおり。

2008-09-24まで
  ヤフカテのキーワード その他のキーワード
検索 www在り www無し
アイコン 表示される 表示されない

カテゴリ登録情報にある、タイトルや説明文の中にあるキーワードで検索された場合のみ、ヤフカテのフォルダーアイコンが表示され、かつヤフカテ情報どおりのwww在りのURLに書き換えられていた。

URLの書き換えは、ヤフカテサイトという加点のうまみもあるので、なんとか耐えられるのだが、ヤフカテ情報にないキーワード検索のときに、www無しという本来の正しいURLが表示される代わりに、ヤフカテ登録のフォルダーアイコンも加点もなかったのである。

つまり、ウェブ検索でYSTインデックスに対して、Yahoo! JAPANがヤフカテ登録サイトのみ、独自の紐付けをやっていた証拠と言えよう。

2008-09-25のアルゴリズムのバージョンアップ

さて、2008-09-25のYahoo!検索 アルゴリズム Updateでは、次のように変化した。

2008-09-25から
  ヤフカテのキーワード その他のキーワード
検索 www無し www無し
アイコン 表示されない 表示されない

これ以降は、ヤフカテ登録サイトについては、www在り無しの情報がYSTとカテゴリ登録ページとで一致している場合のみ、フォルダーアイコンが表示され、かつ加点されたのである。

つまり、日Yahoo!の側でむりやりURL書き換えをしなくなったのである。

これは、カテゴリ登録サイトに対する加点システムを、YSTバックエンドへ格納したと推察される。
そして、SEOスコアの点数そのものも変更したはずである。

その代わり、YSTとカテゴリ登録ページとでwww在り無しが分裂しているサイトは、完全にカテゴリ登録サイトのメリットを失ってしまったのである。

つまり、ヤフカテ加点システムがYSTに移譲されたのに、あいかわらずURLは不統一だったために、ヤフカテ情報は日Yahoo!のカテゴリ登録ページの中だけに孤立したわけである。

2008-12-04のアルゴリズムのバージョンアップ

次に、2008-12-04のYahoo!検索 アルゴリズム Updateでは、状況も次のように決定的に変化した。

  1. サイトオーナーの意図:www無し
  2. インターネット上:www無し – www在りでアクセスしても、www無しのURLにリダイレクト
  3. YSTインデックスでは:www無し – 当然www無しのURLは存在しないから
  4. Yahoo! JAPANのカテゴリ登録サイト掲載ページ:www無し

こうなれば、当然キーワード検索も激変する。

2008-12-04から
  ヤフカテのキーワード その他のキーワード
検索 www無し www無し
アイコン 表示される 表示される

ここで、YSTとカテゴリ登録ページとでwww在り無しが分裂していたヤフカテサイトは、ヤフカテ側がYSTに準拠したURLを採用するにいたって、正真正銘のカテゴリ登録サイトのメリットを享受できるようになり、ヤフカテ登録情報・フォルダーアイコンが正常に表示されるようになり、またSEOスコアの加点も恩恵に与れるようになったのである。

前回のアルゴリズムのバージョンアップによって、ヤフカテ加点システムがYSTに移譲されたのだが、今回のバージョンアップによって、ヤフカテ情報もYSTインデックスのURLに統一されることによって、加点システムとヤフカテ情報のすべてがYSTバックエンドに格納されたのである。

もとからwww在り無しなどYSTとカテゴリ登録ページで一致していたサイトへの影響

さて、www在り無しでYahoo! JAPANに翻弄されてきたサイトの顛末は上記のとおりである。

では、そういったURLの不一致がなかったサイトは、一連のYahoo!検索のアルゴリズムのバージョンアップでどういったことが起こるのかという話である。

まず、YSTバックエンドと日Yahoo!フロントエンドの間が、よりシームレスになったとも推察され、今後は一層、「アルゴリズム」のバージョンアップの頻度も程度も凄まじくなる可能性を秘めている。

つまり、順位変動が襲い来る確率が高まるということである。

また、フロントエンド側でのカテゴリ登録サイトに対する「超法規措置」を廃止して、純粋な検索エンジンの機能としての有力バックリンク評価へと変更したのであるから、これからはカテゴリ登録は、ある意味で昔のGoogleにおけるdmoz掲載と同じような「おいしい」状況を作り出すはずである。

つまり、依怙贔屓が人為的な労働集約型の作業から、機械的なプログラム処理に変更になったわけだから、ヤフカテ有利のシステム構築は造作もなくなるのである。

何回かのインデックス更新やアルゴリズム・バージョンアップを経て、上位表示はヤフカテのフォルダーアイコンがズラーッと並ぶ光景もありだろう。つまり、順位をお金で買えということである。

それと前後して、ヤフカテ登録も、毎年審査料を徴収される恐ろしいビジネスモデルも登場しそうである。

まあ、こういったことこそがYahoo! JAPANの方向性であるのかもしれないのだが…

関連記事:

  1. 2008-12-04 Yahoo!検索 アルゴリズム Update Yahoo!検索公式ブログで告知
  2. Yahoo! JAPANの「アルゴリズム」をGoogle Danceサイトで検証
  3. 2008年9月25日 10:00 Yahoo!検索 アルゴリズム Update 日ヤフーが公式発表
  4. {修正追記}2008-10-15 Yahoo!検索スタッフブログが Yahoo!検索 Index Updateを告知
  5. 2008-11-21 Yahoo!検索 Index Update 続いてWeather Reportで更新の告知
«
»
 

コメントを書き込む