この1年間で、Microsoft以外はほぼ3分の1に落ち込んでいる。日本円時価総額が
全米の景気後退、消費低迷、トレーダーの脊髄反射によって、アメリカの株式市場がとんでもないことになっている。
Yahoo!(YHOO)、Google(GOOG)、Microsoft(MSFT)、Apple(AAPL)の株価および時価総額が見る影も無くなりつつある。
今回は、約1年ほど前に比べてどうなっているか、対比させておこう。
まず、2007年の同じ頃のGYMAの株価と時価総額を再録しておく。
| Yahoo! | Microsoft | Apple | ||
|---|---|---|---|---|
| 1株あたり($) | 643.50 | 29.50 | 31.20 | 173.90 |
| Market Cap | 199.65B | 39.32B | 292.96B | 150.88B |
| 時価総額(日本円換算) | 22兆9,777億 | 4兆5,253億 | 33兆7,168億 | 17兆3,648億 |
1株あたりの値は2007-10-18の時間外取引。
Market Cap(時価総額)は10-18の終値に基づく。
日本円換算の時価総額は、1ドル=115.09円。
それぞれの凋落ぶりも目立つが、なにより「1ドル=115.09円」というのも懐かしい。
Microsoftをのぞいて、他は日本円時価総額がほぼ3分の1に落ち込んでいる。
株価は、GoogleとAppleが約半分。Yahoo!の下落ぶりが突出している…
| Yahoo! | Microsoft | Apple | ||
|---|---|---|---|---|
| 1株あたり($) | 263.00 | 9.20 | 17.68 | 80.68 |
| Market Cap | 81.70B | 12.40B | 155.94B | 71.55B |
| 時価総額(日本円換算) | 7兆6,872億 | 1兆1,667億 | 14兆6,724億 | 6兆7,321億 |
1株あたりの値は米時間2008-11-20の時間外取引。
Market Cap(時価総額)は11-20の終値に基づく。単位ビリオンドル。
日本円換算の時価総額は、日本時間10-21現在1ドル=94.09円。
株価はYHOOだけでなくGOOGもMSFTもAAPLも下がっている。GMは倒産寸前の危険水域?
Jerry Yangが2008-11-18、Yahoo! Inc.のCEOを退任すると発表した。
いつも指摘するように、アメリカ株式市場の脊髄反射トレーダーたちが、それMicrosoftが買収するぞとYahoo! Inc.の株を買い込んだ。株価が上がった。
MicrosoftのCEOであるSteven Ballmerが、Yahoo!は買わないよと公表したら、Yahoo! Inc.の株を売り込んだ。株価が下がった。
まるで子供のゲームである(笑
さて、TechCrunchを筆頭に、Yangが経営者として無能という論調が支配的であるが、リアルタイムで良い悪いを言っていても、歴史的評価はもっと後になるだろう。
底なしの株価下落傾向。でも資金があれば超買い時かも
Googleの株価も下がる一方で、とうとう300ドルを割っている。
他方、Yahoo!も10ドル台に突入である。
“グーグル(GOOG)300ドル割れ ヤフー(YHOO)10ドル台 マイクロソフト(MSFT)20ドル割れ” の詳細は »
何と脊髄反射の米株式市場。だから金融危機も起こるのでは
Yahoo! Inc.のCEOであるJerry Yangが、Microsoftへの売却もあるような発言をした。
YHOOの株価が上がって14ドルを超えた。
MicrosoftのCEOであるSteve Ballmerが、もはやYahoo!には興味がないと言う。
さて、今はじまったニューヨーク市場では、YHOOが10ドル台に突入している。
Microsoft(MSFT)は、買収費用の財務的圧迫がないと判断されてか、上がっている。
Google(GOOG)も、MS・Yahoo!連合という競合の脅威がないと見られてか、上がっている。
なんともはや、脊髄反射の一喜一憂、アメリカの株式市場もおかしいのでは?
ヤンは株価維持のためにMSの名を挙げただけかもしれないし、バルマーも安く買いたたくブラフかもしれない。
ほんと、くだらない。
ハイテク関連の巨人は本業は堅実、ネット部門で赤字拡大
Microsoftの2009年第1四半期(2008年7-9月期)の決算が発表された。
微増収の大減益。リストラを含むコスト削減策の発表で株価暴落を阻止
Yahoo! Inc.の2008年第3四半期の決算が発表された。
好決算でGoogle株は上昇、MSによる買収交渉再開があるかとYahoo!株も高騰
Googleの2008年第3四半期の決算が発表された。
結局は誤った注文によるもので、その後の時間外取引では400ドル超と落ちついている
iGoogleの株価ガジェットを見ると、なんとGoogleの昨日の終値が330ドルになっている。
えっなんで? とニュースを渉猟してみると…
米ナスダック、終盤のグーグルの一部取引を取り消しへ | ビジネスニュース | Reuters
ナスダックは30日、同日の取引終了間際に実行された米インターネット検索大手グーグルの取引の一部を取り消すと発表した。
ナスダックOMXグループの広報担当者は、ロイターにあてた電子メールで、突然の急落を招いた「誤った注文」は「別のある取引所を経由したものだった」と述べた。
担当者はこれらの注文を介した取引所を特定せず、さらに取引の取り消し決定への抗議は受け付けない、と述べた。
ナスダックは、グーグルの終値を前日比5.12%高の400.52ドルとした。
うーん、今ひとつ分かりにくい。
とにかく、誤った注文によってGoogleの株価が凄い暴落となったらしい。そしてNASDAQはそれを修正したし、誤った注文が引き起こした低株価の取引も無効にすると。
しかし、一体いくらまで下がったのかが分からない。
これも同様。
やっとことの成り行きにたどり着けたのが、これ。
TechCrunch Japanese アーカイブ » Googleの株価急落、$200で引ける
市場はGoogle株価の崩壊とともに終了し、寄付$396から、終値$200まで下落した。少なくともNasdaqのティッカーの表示はそうなっていた。
330ドルの終値でも私は驚いたのだが、なんと200ドルにまで暴落したとのこと。
これは、株主やトレーダーは地獄に落とされた気分だっただろう。
統制とか計画とか政府介入とか すべてを無効にするマルクスの「恐慌」のような
もう就寝しようと思い、Google ChromeでiGoogleを表示させてNASDAQの株価を何の気なしに見てみると…
Appleの株価がとても悲惨な状況になっている。
Googleもひどい。
それに反して、Yahoo!(YHOO)やMicrosoft(MSFT)はさほどでもない。
アメリカの国内総生産(GDP)が下方修正されたことも悪影響を及ぼしているのだろう。
もう書かないが、サブプライムローン問題以降のアメリカを中心とした世界的な金融の不安定な状況は、ほとんど忘れ去られたマルクスの「恐慌」の金融資本版のごとくである。
結局、大から小まで人々の経済活動を、掌握し、思うように操作するということは、不可能なのだろう。
今度こそ、ハイエクをしっかり勉強しなければ…
Googleの広告表示で収益改善となるはずのYahoo!の運命は?
どうやら、GoogleとYahoo!の広告表示に関する提携に対して、独禁法に触れるのではないかと、アメリカの司法省は腰を上げたようである。
ジャーナリズムも、巨人がひどい目に遭いそうだと、小人(しょうじん)が嬉しそうに報道している。