非常識なSEOの常識:アウンコンサルティング(株)著

先ほど、アウンコンサルティング株式会社が発行している『Search Engine Optimization 非常識なSEOの常識』を読み終えた。

非常識なSEOの常識

実際私も、私の常識をひっくり返された箇所があり、非常に有益な本であった。

Search Engine Optimization 非常識なSEOの常識:アウンコンサルティング株式会社

まず、「SEO対策」とタイトルにないことからして、一般的なシロート相手にぼったくる姿勢ではないことが見て取ることができるだろう。

アウンコンサルティングは、SEOのエンタープライズ市場を開拓していると思われるので、次の文言は意外だった。

残念ながら有料で外部リンクを販売しているSEO業者も存在します。

理屈のうえでは直接の迷惑行為と思わないかもしれませんが、しかし検索エンジンを使ったことのある読者なら、このようなサイトがいかに「迷惑」であるかは実感として理解できるでしょう。

また、これに類するものとして、さらに巧妙化したスパム行為もあります。
例えばここで紹介するものは、ブログパーツとして配付されるアクセスカウンターやカレンダーのような体裁をしています。

いやその、大企業相手だったら、高い料金を請求して、SEOの実作業は大量の外部リンク設定だろう、という想像です。あくまでも想像ね。

この「非常識なSEOの常識」では、全体の基調は従来型の外部リンク至上主義に批判的である。

あるいは、これこそがSEOの一般常識をくつがえすという意味なのかもしれない。

システム的なSEOのアプローチとしては、

  1. クローラビリティ
  2. テキストマッチ
  3. リンクポピュラリティ
  4. サイトテーマ(内)
  5. サイトテーマ(外)
  6. サイトボリューム

という6つの構成要素をあげて、やや掘り下げて解説している。

また、Yahoo!の対策として「WebRank」があげられているのも、好感が持てる。

HITSやハブ・オーソリティ、そしてこのWebRankを語らないYahoo! SEOが多いが、さすがに業者中の業者であるからして、押さえるところは押さえているようだ。

最も驚いたのは、Yahoo!はalt属性を読まないということである。

何回も調査してみたが、たしかに、Yahoo!ではalt属性内のテキストはインデックスされていないようである。

Googleは大丈夫である。

やはり、キーワード記述も内部リンク、外部リンクすべて、普通のテキストに限るということか。

ECサイトにとってのSEOということで、マーケティングもベースとなっており、商用サイト運営者におすすめの一冊である。

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