トップページダウンペナルティ(TDP)の風説とアルゴリズム読解力

何回かエントリーしてきたように、このSEO塾公式ブログもトップページダウンペナルティ(TDP)に苦しめられていたのだが、本日未明にようやく解放された。

「SEO」を含むキーワード検索で、あきらかにダウンペナルティを受けていた。
経緯としては、立ち上げ当初にすぐにTDPとなり、解除されてはまた捕捉されるということを何回か繰り返して、また娑婆の空気を吸えるようになったというわけだ。

リカバリー策としては、このブログのトップページのHTMLソースの修正オンリーである。
TDPをTDPとして把握することもそうであるが、TDPリカバリーにおいては被リンクはまったく関係ない。
さらには、キーワード近接度も余計な知恵である。
極めつけは、キーワード出現率なども、率が低くてもTDPは発動するし、出現率や出現頻度を調整したことが直接の原因となって改善することもない。

だがしかし、あいもかわらず「トップページダウンペナルティ(TDP)」に関して、まことしやかな風説が流され、適当な解決策が無責任に放言されている。
成果が実証されておらず真実とは言いがたいという点で、今現在の世界的な金融危機に対して、自信ありそうに根拠のない解決説を垂れ流す、バラエティ系テレビ番組の評論家センセイと全く同じである。

SEO塾公式ブログがトップページダウンペナルティ(TDP)から脱獄

SEO屋であるのだから、当然、SEOを意識してサイト名などもつけるわけだ。

SEO塾メインサイトは無傷であるだけに、当ブログがTDPに翻弄されることは、ポジティブにはアルゴリズムやペナルティの検証になってよい検体の役割を果たしているのだが、ネガティブには変動にさらされて実に不細工なことである。

最近は睡眠障害で寝つきが悪く、たまたま目が冴えていたので、2時過ぎごろにYahoo!のSERPs(検索結果)をチェックしてみると、リアルタイムで当ブログのTDP解消がうかがえた。

いずれも、当ブログがトップ表示され、やれやれである。

これはトップ表示ではないものの、ダウンペナルティもなく4~50番台なので、今後の成長に期待できるというものだ。

ちなみに、サイトエクスプローラーでも、今はトップページが一番目に位置している。
やはり、ツールでのトップページの表示位置は、TDP発症の参考データになるというところだろうか。

ところで、本日は2008-10-12である。
前回のYST更新が2008-09-09であるから、順当にいくと10-14前後が次の更新となるはずだ。

ひょっとすると、公式ブログに対するTDPリカバリー策が当たりなのではなく、YSTインデックス更新の予兆なのかもしれない。

アルゴリズムの検証

では、ペナルティがなくなれば、正規のアルゴリズムを検証できることになる。

「SEO塾」キーワード検索のアルゴリズム

例えば古いサイトで、1 > 2 > 4 となる順番はそれなりに理解できる。

問題は、5 のSEO塾メインサイトである。TDPが解消された当ブログより下風に立っているではないか。
Yahoo!カテゴリ登録サイトであるにもかかわらずだ。

リンク元の数は、当ブログもメインサイトもほぼ同数である。

さらにバックリンクを取り上げるならば、4 はみみっちい数しかリンクを受けてはいない。

上図のような順位を解釈するには、サイト自体の歴史や被リンクの経年などしか思い当たらないのである。

そして、この歴史性のアルゴリズム、つまりサイトや被リンクが古いことのアドバンテージは、Googleでも見て取れるわけである。

さらにまたしても、公式ブログがメインサイトより上位になっている。

ここで気になったのは、先日の日Yahoo!独自更新によって、Yahoo!のSERPsはかなりGoogleに近づいているように見えるということだ。もちろんTDPを除いてのことであるが。

2008-10-13 08:00 追記

あれまっ、Googleではメインサイトが公式ブログの上に来たようだ。

これは、私の意図するSEOに準拠した非常に納得性の高いSERPsとなっている。

となると、数か月後には現メインサイトは、「SEO塾」のGoogle検索にてトップ表示されると思う。

「トップページダウンペナルティ」や「TDP」のキーワード検索で…

ところで、「トップページダウンペナルティ」や「TDP」のキーワード検索で、SEO塾の関連サイトのページが、GoogleやYahoo!でトップ表示されていない。

それはともかく、上記検索で1ページ目に表示されているところを、先日ふと見ていったのだが、なんともはや…

上記では、よく分かっている人とそうでない人の格差が歴然である。

おかしな発言をさらし上げしても失礼なので、参考になるようなよい解説をピックアップしてみる。

最近のYahooアルゴリズムについて
回答者:岸澤 秀憲

トップページダウンペナルティーの原因
上位から急に順位が下がるのは、「検索エンジンプログラム」が定期的に変化するからです。
先程述べたように、昔は質より量で上位表示していたホームページが、プログラムの思考が変わったことで急に圏外に急降下するようなことが起こります。

対応策
これは、常に最新の検索エンジンプログラムを分析して、ノウハウを積み重ねていくしか方法がありません。

原因も対応策も具体的なことは何もないではないか、と思われるかもしれないが、これが実際に真相に迫ろうとしている者の奇譚のない本音である。
それに情報を商売にしている以上、競合が突き止めていない重大なネタを無料で公開するわけにはいかない。
この方は、書いてある内容から判断して、ある程度TDPについて検証と解決策にはたどり着いていると思われる。

トップページダウンペナルティ(TDP)について
回答者:杉田 裕司

対応策・予防策は、情報の収集が大切
どんなに注意を払ってサイトを構築しても、サイト構築を続けている限りTDPは起こり得ることなのではないかと思っています。まさに“対岸の火事”といったことではなく…。
私たちは、Yahoo!やGoogleからのリリースなどはもちろんのこと、協業するブレーン(仲間)たちと積極的にコミュニケーションを取り、情報が多く集まってくる環境になるよう、日々努めています。

この方も、現場で苦労し口先だけでなく真摯に現実に正面から向き合っているような誠実さを感じる。僭越な言葉でご勘弁を。
おっしゃるとおり、キーワードの書き方とかスパムとかではなく、ある程度SEOを意識してサイトを作成するとTDPは起こりえるのである。

トップページダウンペナルティ(TDP)の対応策
回答者:金島 弘樹

ペナルティーの対策
ペナルティーがおきてから、キーワード比率や、内部調整などをしてからでも2ヶ月以上もどってこない場合は、私の場合、ドメインを変更すれば復活しました。

原因もさだかではありませんが、バックリンクに質が悪いものがついてしまい、それを検索エンジンはスパムと判断したのかと考えています。

これは、SEO塾のTDPリカバリー策9種類にないものである。
しかし、トップページダウンペナルティの解消の実例であるからには、ぜひ参考にしたい。

とはいうものの、数十あるSEO塾管理サイトのすべてがTDPから解放されており、今となっては実験のしようもない。

さらにドメイン変更も、301リダイレクトならバックリンク情報もほぼ移動するので、リンクの質は違うと思われる。
ひょっとしたら、URLをTDPリストに入れるという操作があるのかもしれない…

最後に、おもしろい意見を。

TPD(トップページダウンペナルティ) – CROSSFIRE DBとコンパイラの日記

でも、TPDは同じ症状が出ても、もしかしたら、ペナルティーではない可能性が結構あるのではないかと思ってきた。

TPDと同じ症状になってしまう理由は、ずばり、「インデックスの更新」だと思う。では、なぜ、トップページが消えてしまうか?それは、ページを採点するアルゴリズム上、Yahooの場合は、トップページの各キーワードに対する点数計算は一番最後になるから、それをインデックスを全部消して再計算しているときに引っかからなくなるのではないかと思えるようになってきた。

なお、SEO塾が「ペナルティ」と呼ぶとき、厳密には、アルゴリズムという正規の順位付けルールではないもので、順位変動(下落)が起こる現象の総称である。

よって、スパムとか過剰SEOが、ペナルティの原因とは限らないのである。

場合によって、スパムや過剰SEOを対象としたフィルターなどの導入で、検索エンジンの不具合によって善良なサイトも巻き添えを食らうこともあるのである。

「不具合」は「バグ」と言ってもいいだろう。
Windows Updateを見ても分かるとおり、毎月毎月、脆弱性の修正ばかりである。
普通に作ってもバグはある。

大勢が寄ってたかって検索エンジンのアルゴリズムを構築しているのであるから、不具合があって当然である。
検索エンジンのバグをなぜ直さないかと文句を言う前に、自分自身の仕事っぷりが、上司同僚部下およびクライアントから一切クレームを受けていないか反省してみるといいだろう。

完璧などありえないのである。

さらに、過少SEOによってもTDPは起こる。
この場合は、SEOのバランスシートから逸脱していることによって、TDPが発症すると推察される。

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コメント (1)

「プチTDP」のエントリーでもコメントさせていただいた者です。

まずは、TDPからの脱出、おめでとうございます。

前回、私の管理サイトにおいてTDPが発動され、それを回避するために行ったのは、HTMLソースの組み換えというよりは、検索キーワードの削減でした。

私のこのサイトの場合、「検索に使うキーワード」=「サイト名」でしたので、ヘッダーのタイトル、メタのdescription、hタグのそれぞれに書き込んだサイト名を削減しました。

この後、TDPが解消されたのですが、サイト名の数の削減がTDPから脱出する要因になったかというと、確信はありません。
TDP脱出前と後では、バックリンクの数やリンク元にも若干変化があったからです。

しかしキーワード削減後は、常に似た名称の別サイトの後塵を拝していたGoogleの検索結果でも、安定して1ページ目最上位に表示されるようになったため、すっかり、キーワード(サイト名)の書き込みすぎがペナルティの原因だと思っておりました。
なお、私の管理サイトのGoogleの見えるページランクは、お恥ずかしながら「2」です。

今回のエントリーを拝見すると、必ずしもそうではなく、別の原因があったのかと改めて考えさせられました。

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