オープンソース・グーグル・アップル マイクロソフトの驚異

Microsoftは米証券取引委員会(SEC)に年次報告書を提出している。

MS社の財務データと合わせて、競合の驚異をレポートしているらしい。

天才が会社を栄えさせるというよりも、ビジネスモデルに注目する

SEOとは直接関係ないが、例えばYahoo! Inc.が財務的な問題で、同社の収益構造が改善せず株価も低迷したことから、Microsoftに買収騒動や、株主訴訟、アイカーンなる乗っ取り屋の跳梁などを許してガタガタになっているわけだ。

MSとても、帝国が未来永劫続くとは言い切れない。そして感心するのは、経営者に現状認識と危機感が見て取れることである。

できてないし、未来も薔薇色ではないのに、投資家に誇大宣伝する日本の社長たちとはえらい違いである。

まず、オープンソースに関して。

オープンソースソフトウェアモデルは依然として当社のビジネスモデルに対する大きな脅威となっている。市場がオープンソースソフトウェアを受け入れれば、その分当社製品の販売は減少し、製品価格の引き下げを迫られることとなり、売り上げおよび営業利益率が低下する恐れがある。

WindowsやOfficeなどのパッケージソフトがMSの収益の柱であるのに、ただで配られてはかなわんなぁ、ということだろうか。

続いてGoogleに関して。

レポートでは、そのビジネスモデルを賞賛し、同社はGoogleに対抗すべく「大量のリソース」を投じていると述べている。

当社もこれに対抗し独自のソフトウェアにサービスを組み合わせた戦略を開発するため大量のリソースを投入しているところだ。しかし、こうした戦略が成功するかどうかはまだはっきりとは分からない。

Webアプリケーションなどを無償提供するが、Googleには広告表示という収益の源泉がある。上記オープンソースよりもさらに驚異なのかもしれない。
かつ、Googleを称賛し模倣しようとしながらも、倒すどころか追いつけもしない歯がゆさが伝わってくる。

最後にAppleに関して。

企業が単独で製品のソフトウェアとハードウェア要素を管理する競合の垂直統合型モデルは、パーソナルコンピュータや携帯電話、デジタルミュージックプレーヤーなど特定の消費者向け製品では成功してきた。当社もまた、垂直統合型のハードウェア、ソフトウェア製品を提供している。しかし、垂直統合型モデルに対抗する取り組みは、販売コストを増加させ、営業利益を減らす可能性がある。

かつてAppleは潰れそうな会社だった。MSが資金提供して一息つけるほどの惨めさだった。

分からないものである。

とにかく、CEOの天才振りとか訳の分からない日本の評論とは違って、Microsoftは競合のビジネスモデルを評価し、驚異を分析している。この「ビジネスモデル」という言葉が、日本人があまり使わない非常に重要な企業経営のキーワードなのである。

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